たびたびブログ ~夫婦ふたりで世界一周~

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2013年 01月 21日

パイネトレッキングスタートです。

ウシュアイアからプエルトナタレスに移動、3つめの宿でベッドを確保。
シェアルームではクリスマスイブなんで、み〜んなでパーティーしてました。
乗り遅れて席も無さそうだし、結構な値段だったので、部屋でパンとサラミとチーズでした。


プエルトナタレス

ここに来た理由はパイネ国立公園でのトレッキング


それ以外の何ものでもありません。

ということで、着いた翌日に早速レンタル用品の調査です。










今回はテント泊5泊6日の予定なので、テントのクオリティーは最重要項目の一つ。
泊まった宿に併設されたレンタルショップのテントはヒドいもんなので、
他を当たって、納得の品を発見。

6日間の予定でテントとマット×2、ポール2セットで35,000チリペソ(¥6,700)。

ポールもしっかりストッパー効いてたんで問題無しです。


そこまで準備が済んだところで、バスチケットを手配し、食材の買い出し。
クリスマスなもんで軒並み閉店。これにはちと困った。
それでも少し離れた所に比較的に大きな商店が開いていたので、そこで何とか必要最低限な食材を調達。


そして宿に戻って、鯖缶そぼろとゆで卵×10を準備。鯖缶そぼろは大活躍でしたね。


キッチンは9時までよっていうルールを知らず、
9時半過ぎまで使ってると、おばあちゃんのプレッシャーが凄くて、
ジャーマンポテトになるはずが茹でただけのじゃがいもに、それと茹でただけのタマネギ、
そこにサラミをのせただけという、翌日から6日間歩くのにだいぶ質素だねっていう晩ご飯でした。




んで、いよいよ翌朝に出発です。


予報通り天気良しです。


パイネトレッキングスタートです。_d0177887_0404185.jpg






因に天気予報はwindguruってサイトで見てます、凄いです、これ。
ウシュアイアで会った旅人に教えてもらいました。
公園内のインフォメーションでもこのサイトの予報が張ってありましたね。


検索はwindguruの後に英語で地名を入れて下さい。
街の名前だけでは無く、例えばパイネとかでも出てきます。
サイトのトップページからだと上手く地名を見つけられないことがあります。


検索めんどくさい方は、こちらのリンクを参照に。
パイネ国立公園エルカラファテペリトモレノ氷河エルチャルテン
フィッツロイで検索しても引っかかりませんでした。



雲のカバー率が三層表示、だから高層に雲が多くても山は見られるなって判断も出来たりします。
降水量も0.1mm表示、風速はノットでもメートルでも表示出来ます。
かなりの高精度ですが、高精度ゆえに頻繁に変わります。
でも1週間のだいたいの傾向は掴めるし、ケースバイケースですが、
2日後ぐらいまでなら3時間単位でバッチリ当ててきますよ。




と、ここまで書いてて、この記事はいっそ情報記事にしてしまおうと思いました。






プエルトナタレスからパイネ国立公園へのバス、往復で購入、15,000ペソ(¥2,800)。
帰りの日程はオープンです。もう少し安く買えることもあると思います。

出発は7:30宿前ピックアップ、でもぐるぐると回るので街を出たのは8:00ぐらいでした。

10時過ぎには公園の入り口 Laguna Amarga到着、
入園料18,000ペソ(¥3,400)を払って簡単なビデオを見て終了。ここで貰ったタグをザックに付けます。



そして僕らはここから10:30トレッキングスタートです。


パイネトレッキングスタートです。_d0177887_0441233.jpg




フェリーに乗る方はここから更にバスで移動。
ここからトレッキングする方でも大抵の方はミニバスに乗り換えです。
ウチらは2,500ペソ(¥470)ぐらいをケチるために1時間30分歩きました。






では改めて、僕らがチョイスした、
"時間とザックを背負って歩く覚悟はあるがお金はあんまり使いたく無い"そんなルートを紹介します。



1日目:10:30 Amargaスタート→12:00 Las Torres到着、昼休憩→13:00再出発→
   15:00 Chileno到着→16:00 Torresキャンプ場着→
   テントを設置してから17:00頃展望台へ向けて空身で出発→
   18:00に展望ポイント→19:00前にキャンプ場。行動時間約8時間。




2日目:まさかの8:30起床→10:00 Torresキャンプ場出発→11:00 Chileno通過→
   ショートカット利用して昼休憩などを入れながら16:00過ぎにLos Cuernos着→
   18:30 Italianoキャンプ場着。行動時間8時間30分。
   



3日目:この日は空身トレッキング。11:20 Italiano出発→1時間で最初の展望ポイント→
   そこから2時間ぐらいでWの真ん中の360°ビューポイント→17:00 Italianoに戻る。

   行動時間5時間30分ののんびりDAY、Paine Grandeぐらいまでなら十分に移動可能です。




4日目:9:20 Italianoキャンプ場出発→12:00 Paine Grande着、早めの昼休憩→
   13:00再出発→16:30 Grayキャンプ場着→
   Los Guardasキャンプ場を目指すが、クローズとの情報を聞き15分で折り返す→
   改めてGrayキャンプ場にチェックインし、18:00 Gray氷河展望ポイントへ→
   展望ポイントではしゃいで20:00頃にテントに戻る、久々のシャワー。行動時間約10時間。




5日目:深夜からのまとまった雨により待機滞在決定→
   昼過ぎには雨も上がり、再び氷河展望ポイントへ。

   洗濯、読書などをして過ごすのんびりだらだらDAY。
   Paine Grandeからフェリーを使えばこの日にプエルトナタレスに戻ることも可能です。




6日目:10:00 Grayキャンプ場→13:30 Paine Grande着→
   ゆっくりのんびり昼休憩して食料買い足して15:30に再出発→
   誰にもすれ違うこと無く、19:00頃Las Carretasキャンプ場着。

   行動時間約9時間。綺麗な22時過ぎの夕焼けが見れた大晦日。





7日目:10:30頃 Las Carretasキャンプ場出発→12:30前にはAdministrativaに到着→
   13:00のバスでフェリー乗り場のあるPudeto→
   ここでバスを乗り換えてプエルトナタレスへ帰還→
   17:00過ぎには狙っていた宿にチェックイン→
   レンタル品を返却して超過料金6,500ペソ(¥1,240)払う→


   ということで、無事にトレッキング終了です。




全体的に朝はすこぶる遅いし、のんびり無理せず楽しんでって感じでした。
頑張れちゃう人は行程を短く出来ると思いますよ。



では、公園入り口で貰ったマップ写真で。




パイネトレッキングスタートです。_d0177887_0455682.jpg




こんな感じのいわゆる王道のWルート+αですね。


丸数字は宿泊先。
①がTorresキャンプ場、②、③がItalianoキャンプ場、④、⑤がGrayキャンプ場、
⑥がLas Carretasキャンプ場ですね。




歩行時間はマップに掲載されている時間とほぼ同じでした。
トーレスデルパイネの展望ポイントへのトレイル以外は全体的に緩やかな勾配。
道も歩きやすい所が多いかな。


雨のために待機、そんな生温いことをしなければ、予定通りの5泊6日でしたね。



こんなルートになったのはフェリー代14,000ペソぐらい(約¥2,700)をケチったためでもあるし、
折角払った入園料、何日いても同じなら長くいるでしょうって貧乏性な発想だし、
フェリー使わないでも歩けるなら歩くっしょって発想です。結果、大正解だったと思います。


4、5日目に泊まったキャンプサイトも予定では2時間先に進んだ無料のキャンプサイトだったのですが、
キャンプサイト自体がクローズしてるために断念しました。
なんだか土砂崩れのようなものが起きてるらしいです。


とにかく、2012年の年末の時点ではLos Guardasキャンプ場はクローズしてました。
フリーキャンプ場フリークの皆さん、注意して下さい。


こんなこともあるようなので、最初のインフォメーションでしっかり確認した方が良いですね。
僕らはそこを目指して進んでる最中に、すれ違ったレンジャーに聞いて初めてそれを知った感じです。
何かとこちらから動かないと情報が手に入らない感じがありますね。看板とか必要最低限です。



お金をケチらなければミニバスもフェリーも使ってもっと短い期間で歩けるはず。
それから無料のキャンプ場にこだわらなければ、
Wの下二つの折れ曲がりポイントの有料キャンプ場にテントはって荷物置いてで、
空身で展望ポイント往復って感じの楽も出来るはずです。ちょっとした食料もそこで補充出来ます。
なのでお金さえケチらなければ、重量はかなり減らせますね。


今回のルートでも十分に楽しめましたが、サーキットルートも気になりますね〜。
グレイ氷河にもっと近づけるしね。




キャンプ場のクオリティーについては、無料の中ではItalianoが一番良し。
Torresはガスストーブの使用に制約があった。
最後に泊まったLas Carretasはフラットなところが少なかった印象、でもここは人も少ない。
泊まってないけどBritanicoはほぼキャンプ場として機能してない感じだった。
ちなみに無料キャンプ場に関してはどこもピットトイレだったと思います。そして水場は川です。
そのまま飲んでましたが大丈夫でした。

一人4500ペソ払って泊まったGreyはそれなりの価値があったし、
他の有料キャンプ場では、Paine GrandeもLas TorresもLos Cuernosもしっかりとした所だった。
中でもPaine Grandeは良さそうでしたね。有料の中ではChilenoは無しかなって気がしました。
有料キャンプ場は水洗トイレ、ホットシャワーありって感じですね。流し場とかもありました。





ではでは次回から主に写真で1日分ずつアップしていきます。よろしくっす。






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by sgyksgyk | 2013-01-21 00:51 | Patagonia


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