万里の長城 ～少し着眼点を変えて～

9月15日、中国人の"写真"にまつわるレポート。


劉さんに教えられたとおりに鉄道利用して行って参りました、万里の長城。地下鉄2元と鉄道6元で到着。







万里の長城っていくつかあるみたいなんだけど、八達令って超メジャーなとこ。








まぁ、凄いですよ。デカ過ぎですよ。



















でもね、混んでる、混んでる。

劉さんが20年以上来てない理由もわかる。人多いもの。今度来る事あったら別の長城にする。








そんな今一つテンション上がらない場合はヒューマンウォッチングです。


何が面白いって恐らくは中国人であろう方々の写真撮られる人と撮る人のポーズ。


中国人はカメラ大好き！！！

そして全員モデルだし全員カメラマン。

これはアンコールワットで気付いてたので、以来、その特徴を注意深く調査していたのです。





ドコデモイツデモトコロカマワズって感じで、撮りまくってます。だから進まないんですよ！


かなり多くのケースを見てきたので、だいたいのパターンは把握できました。







いたるところでなかなか面白いフォトセッションが始まるんですが、全てパシャパシャ撮るわけにもいかないんで、

いくつかの写真で中国人のフォトセッションパターンをレポートします。









まず、撮る側。男性が多い。

さぁ撮りますよって時に、右足を一歩後ろに引いて構える例が多い。こんな感じ。







そうで無くてもとにかく低くかなり安定した構え。こんな感じ。







この時のお尻がかわいい感じです。そして、全体的に言えるのは、景色も入れたいのでしょう、とにかく引いた絵を撮りたがる。


だから被写体までの距離が遠くて、通行の妨げになる事しばしば。でもその間を通過しちゃっても怒られる事はない。でも気使うよね。

あとはポージングとかを撮られる側に要求している場面。手の位置とか体の角度とか。

さりげなくなにげなく撮るって事が無いんだよね。一枚一枚、こだわる。構えてからシャッター切るまでが長いもん。



やっぱり、全員モデルで全員カメラマン。



そして撮られる側。女性が多い。


基本的に斜に構える。正対に構えて、ピースとか、そういう姿はあんまり見たことない。


あとは壁の利用。座ったり、寄りかかったり。こんな感じです。真似てみた。







全体的に手の位置とか形を凄く気にしてる。あと、アゴは必ず引いてるね。びっくりするぐらい自分の世界に入っちゃてる人も多いんだけど、

そんな中でも度肝を抜かれたのは、コレ。







真似てみたんだけど、本物はこんなもんじゃ無くて、もっと手も広がってた。これを結構な通行量のど真ん中で演ってたよ。


イヤイヤ面白かったよ、万里の長城。



このオモシロさが皆さんに伝わればイイんだけど。



明日から九寨溝、その圧倒的な自然も楽しみですが、そこでのフォトセッションも気になります。SGでした。




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