JAPANは遠かった…vol.2

さてさて、まさかのチェックアウト3時間前のチェックインからの続きです。



クタクタなんでとりあえず歯だけ磨いて寝て、無理矢理起きて、朝ご飯。
んで空港へ。



再度搭乗手続きからです。
チェックインカウンターの一見綺麗なお姉さん。
しかし、終始しかめっ面。
ウチらのeチケット見れば遅延して来た事はわかるはずだが、
謝る素振りも無く、めんどくさそうに手続きしてます。











そして、何故か頼んでもいないのに出てきてしまったバックパックを
再度預ける時に、またもや考えられへん事が起きました。



大抵の方は預け荷物はスーツケースですよね。
そういう場合はベルトコンベヤーに直接乗せるだけ。
でもバックパックを乗せるには大きな箱を乗せて、その上にバックパックなんです。



なので、その"一見綺麗だけど中身はすっごいブス"なお姉さんは渋々立ち上がって
その箱を用意しなければいけないんだけど、
ぎっくり腰なのかなんなのか知らんが、とにかく辛そうでこれでもかってぐらいのしかめっ面で
箱の前で大き過ぎる溜め息を2回。



心底嫌そうに、なんとかその箱を持ち上げ、
3歩ほど歩いたとこでその箱を放り投げるようにしてベルトコンベヤー上に。
箱は斜めのままガッタンガッタンしてました。



その箱を真っ直ぐに直してバックパックを乗せる日本人ふたり。
そしてそれを見てもなーーーんも感じずに終始かったるそうな中国人ひとり。



何なんですかね、ホント。



でも完全に呆れ返って、開き直っている我々は、
ブログネタありがとねって意味で、シェイシェイって挨拶しておきました。




そして更に追い討ちをかけてくる北京国際空港とエアチャイナの極悪コンビ。



次なる事件は出国手続きのイミグレーションで起きました。



ていうか、この話の前にはっきりさせておきたいのは、
我々が好んで入国した訳では無いということです。



"入れ"っていうから渋々入ったんですよ…



でも入国手続きをしたからには出国手続きしなければいけませんよね、
日本に帰れませんからね。



パスポート出してね、顔見せてね、スタンプ貰ってね。
それであっさり行くはずだよね、普通。
実際、ゆきえさんはそうでしたよ。



だがしかし、私、ハセガワショウゴは違いましたね。



パスポート見て、顔見て、パスポート見て、顔見て、パスポート見て、顔見て、
それを散々繰り返したあげく、不機嫌そうに首をかしげて、



ダメだって。



またもや、えっ！ですよ。



ちょいちょい、待てって！
俺だって、それ。完全に。



そりゃ髭も髪も伸びてるし、顔も疲れ気味かもしれんよ、
いやしかしそんなに違わね～だろ。



だいたい入りたくて入ったわけじゃねーし、スタンプ見ればわかるだろ！
意味わかんねートランジットのために入国しただけなんだよ！
勘弁してくれよ。



そんな愚痴は相変わらず届かずに、



パスポートは返されないまま、ちょっと待ってろの指示。
そこに登場、偉そうな人。
そいつも散々人の顔を舐めくり回したあげく、
首をかしげてダメだって。


そして再び待ってろの指示。



そうですか、そうですか。
笑っとこ、笑っとこ。
怒ってもしょうがないしね。



またネタを貰ったねって待ってると、
デジタル一眼レフカメラを抱えたおばちゃん職員登場。



どうやら僕の写真を撮ってくれるようです。



撮った写真とパスポートの写真を大好きなドラマ24のごとくパソコン上で"照合"させる。



そんななんともカッコいい場面に遭遇出来るかとおもいきや、
おばちゃんは撮った写真を液晶画面で眺めるだけ…
ちょっと残念。いやかなり残念。やるならとことんやって頂きたい。


ていうか、そもそもその作業必要か⁉



まぁいいや。
んで、そのおばちゃんはたどたどし過ぎる英語で、
おまえは英語が出来るかって聞いてくる。



どうやら英語が堪能な方が出て来て調査でも行われるのですかね、
そう思いながら、まぁたぶん大丈夫だよって返したら、
誰を呼ぶでも無く、
そのおばちゃんが相変わらずたどたどしい英語で質問を続けてくる。



あっ、そうなん、、、



いや恐らくですけどあなたよりは色々と喋れると思うよ。
って思いながらも質問に答え続けていると、



なぜ昨日入国で今日出国なんだ？という
恐らくは最も頭にくるであろう質問をされ、



完全に呆れ顔で、溜め息と共に、
"トランジットだよ…"って答えたところで、
おばちゃんも同情してくれたのか、出国スタンプをくれた。



はぁ、疲れた。



ハンパ無いは北京国際空港。
そしてハンパ無いはエアチャイナ。
間違い無く二度と乗りません。
チケット貰っても乗りません。



完全なる寝不足とイライラが残ったまま、
予定より17時間ほど遅れて成田着。



溜め息まじりで、イミグレーションへ。
入国というか帰国手続き。
人の良さそうなイミグレ職員。
僕の顔を見て、あっさりスタンプをくれる。
しかもパスポートを返す際に、



"お疲れ様です"って。



マジか⁉



なんだよその一言は。嬉しいよ。染みるよ。
ホントに疲れてたから凄くグッときた。ありがとう。
この一言ですっかりテンションも上がり、帰宅できました。



しっかし、日本の方々はホントに親切。
他人のためにごく自然に、そしてとても丁寧に動いてくれる。
素晴らしい事だと思います。
誇らしいです。








グダグダと大変長くなりましたが、最後にお詫びを。



当初の予定では、
ゲストハウスたくやとゲストハウス福ちゃんに
行く筈だった…
待っててくれた方々、どうもすいませんでした。
このような事情で行けなくなったということで勘弁して下さい。





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