凄まじさと穏やかさの共存、ベオグラード。

セルビアの首都、ベオグラード。ここは旧ユーゴの首都でもあります。


ここではこれを見ない訳にはいかないでしょう。


































この凄まじい光景はコソボ紛争時のNATOによる空爆攻撃の跡地です。
国防総省や参謀本部といった建物がピンポイントで攻撃を受けたようです。
もちろん他にも空爆による攻撃があったようですが、
こちらだけはこのような形でその爪痕をしっかりと残しているようです。


しかしこの建物の場所がこれまた凄い、日本でいうところの霞ヶ関って感じですかね。
精度の高い狙い撃ちとはいえ、繁華街からはすぐの場所、恐ろしいことこの上無し。
空爆の精度もさることながら、その貫通力や衝撃力も凄まじいものがあると感じさせられました。


それにしても強烈なメッセージを残していますね。







NATOがこの攻撃に踏み切った背景などについてはウィキのこちらやこちら、またはこちらを参照して下さい。
個人的にはNATOというかアメリカらしさ全開の攻撃だったという印象です。




















ここからすぐの所にある鉄道の駅前のビール屋さん。生ビール1杯約70円です。









こちらは着いた日と出る日の2回訪れたこじんまりとして小洒落たレストラン。









スモークポークソテーは抜群にうまい。しかも結構安い。











ベオグラードに着いたのは土曜日の夜で、日曜日のマーケットなどは休みがち、
なので賑やかな繁華街を楽しめたのは月曜日のサラエボ行きの夜行バスの時間まで。
ちょいちょい問題のあった移動についての詳細はこちらで。




























路上でソムリエナイフを買い、








中国商店でイヤホンを買い、










こんな気持ちの良い公園のベンチで"ノルウェイの森"を読み、



















あとはブラブラと文字通り散歩。


















公園は青空チェスで盛り上がってました。いいですね、こういうの。














負の遺産、空爆通り以外は終始穏やかな時間が流れる、
バルカン半島トリップで唯一のんびりできたベオグラードでした。



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