2012年 10月 18日
大学生の頃、友人のAriと、このスタジアムの名前がかっこいいって騒いでいたのを思い出す。 オールドトラフォードもいいけど、やっぱ一番はここだなって感じだった。 僕たちは、「サンチャゴベルナベウ」って響きに完全にヤラれてたんだ。 しかしなんてことは無い、レアルマドリー黄金期を築きあげた時の会長の名前らしい。 でもそれはそれで物凄くカッコいいな。 とにかくその頃は、 「サッカースタジアムの名前が、こんなに格好良くていいのか、いや、こんなに格好良いから、 サッカー自体も格好いいんだ、いやまてよ、んじゃ日本もとりあえずスタジアムの名前を 格好よくする必要があるな、まずはそこからだ。」 みたいな会話してました。 今考えれば、単に言語自体が持つ響きの違いがあるだけで、ネーミングは人の名前だからね。 日本人の名前でネーミングしてもね、、、どんなもんでしょう。 まぁ、そんな話はよしとして、 とにかく言いたかったのはこのスタジアムに憧れてたってことですよ。 僕にとってはそういう存在なので、有名美術館の入場料8ユーロをケチろうとも、 こちらのスタジアムツアーの入場料19ユーロ約¥2,000は決して惜しくはありません。 しかし何故にベンゼマなんでしょうか。。。 スタジアムツアーといっても添乗員とかがいるわけではなく、自分のペースでのんびり進めます。 先ずは上部からスタジアムを一望。 ヤバい、カッコいい、名前も格好良ければ、スタジアム自体も格好良過ぎた。 何が凄いかってスタンドの傾斜。これは凄まじいものがある。 十分に急傾斜だなって感じたカンプノウやダ・ルスよりさらに凄いです。 なので収容人数80,000人近くといえども、巨大ではなくコンパクトに感じられます。 真下は言い過ぎだけど、マジで完全に上から目線で試合は見れますね。 一度は観戦してみたいものです。 その後はもはや博物館と化したトロフィールームへ。 さすがは20世紀最高のクラブと認められた"白い巨人"レアルマドリー。 勝ち取ったタイトルの数は半端じゃありません。 そしてツアーの参加者の数もなかなかのものです。 歴代のユニホームとその頃の獲得トロフィーや往年の名プレーヤーのスパイク。 所属選手のバロンドールの数も凄いです。 しかし何と言ってもこのクラブがこのクラブたる所以はこのタイトルの数でしょう。 そうです、ヨーロッパチャンピオンの証、9個のビッグイヤーです。 すげぇ迫力を感じます。10個目はいつでしょうかね。モウリーニョがいるうちにどうですかね。 チームに所属した選手の国籍も多いこと。 日の丸が入る日が来るのでしょうか。本田さんどうですかね。 ここまでの展示で何となくクラブがリスペクトしてる選手ってのがはっきりしてくるんだけど、 それは最近の選手だとジダン、ラウール、カシージャスって感じなんだよね。 クリスチャーノロナウドとかはそうでもない。 やっぱり紳士的なイメージの選手が大事にされてる印象。 そうなんだよね、レアルは紳士なクラブなんだよね。 だから今のチームのメンツはどうもイメージと合わないんだよね。 クリロナもそうだし、ぺぺはもちろん、 ベンゼマやセルヒオラモス、マルセロもイマイチ悪そうだしね。 そして何と言っても監督モウリーニョがレアルのイメージに合わない気がするんだよね。 そのサッカーのスタイルもどことなくレアルっぽくない気がする。 最近は攻撃的といえばそうなんだけど、効率良く勝つってなんか違うんだよね。 隙もあるけど派手に勝ち切る、それがレアルのイメージ。 だからクラシコ見ててもなんとなく違和感がある。 良くも悪くもモウリーニョ招聘は禁断の果実の匂いがしますね。 まぁ、10個目のビッグイヤーを勝ち取ればいいのかもだけど・・・ そんなことを考えながらも、 後ほど写真を購入することが出来るビッグイヤーとの記念撮影や、 選手との合成での記念撮影をしたりした後で、ピッチサイドへ。 降りて来てビックリなのはスタンドの迫力と威圧感。 もう、それはそれは半端無いです。おっかないです。恐怖すら感じます。 その急傾斜具合により、スタンドがほぼ壁に感じられるのです。なので圧倒的な圧力を受けますね。 とにかく上から見下ろされてる感じが強烈過ぎて、、、 こんな中、アウェーで試合するって正気じゃいられないと思いますよ。 審判も相当プレッシャーだろうなって思い、副審目線で一枚。 なんだか最近、どこのピッチでもとてもはっきりしてきてる芝生の2色使いはライン見るのにいいですね。 こちらはVIP席からの眺め。 ベンチにも座れます。 そしてプレイヤーズトンネルも歩けます。 出てきた時の観客達の視線と歓声は想像を絶するものがあるだろうなって感じました。 その後、ロッカールームへ。 隣り合わせにシャワーやトイレやプール、マッサージベッドも。 お次ぎはプレスルーム。 Goal.comでよく見る写真な感じです。 暗かったので写真はイマイチなんですが、 この方がなんだか会見する監督っぽい感じでいてくれたので狙い通りの構図でパシャリ。 ツアーの最後はオフィシャルショップ。 ここまででかなり気分は高揚してるので財布の紐が緩そうな方も多いです。 記念撮影の写真もその値段に納得すれば買えます。1枚12ユーロだった気がします。 僕はもちろん何も買ってませんが、今年のアウェーの深緑はなかなかいいですな。 いや〜、しかし予想以上に大満足なスタジアムツアー。 試合が無くてもスタジアムを楽しめる。いいですね、こういうのも。 トロフィーの数も多いここだからこそ良かったってのもあるのかもだけど、 機会があれば色々と足を運びたいものです。 Jリーグではクラブ自体がスタジアムを所有してるケースがほとんど無いので、 難しいと思うが、将来的にはこんな魅力的なスタジアムが増えて、 試合はもちろん、試合以外でもこのような形で楽しめるようになればいいなって思いますね。 きっとそんな風にサッカーが文化として成熟した時がくれば、 本気でW杯優勝って言えるような気がしますね。 だからやっぱり冒頭でも書いたように、 「日本もスタジアムを格好良くすればいいんじゃね」ってやつですね。色々と楽しみです。 読んで頂き、ありがとうございますm(_ _)mブログランキングに参加しています。 下の四角い世界一周ボタンを ポチッとクリックお願いします‼ ↓↓↓ にほんブログ村 PC、スマフォの方はこちらから。 世界一周ブログランキング 携帯の方はこちらから。
by sgyksgyk
| 2012-10-18 17:55
| スペインとポルトガルと
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