たびたびブログ ~夫婦ふたりで世界一周~

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2013年 01月 29日

いつかまた@エルカラファテ

1月3日、プエルトナタレスからエルカラファテへ。


バスターミナル近くの旅友が紹介してくれた宿。

そこにはウシュアイアで一緒だった旅友もいたんだ。


旅友っていいね、再会っていいね、シェア飯っていいね、

ていうか、旅ってマジでいいね。



そんなことを思いました。









プエルトナタレスの朝、


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バスターミナルまで歩くと、こんなものが。


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バスに揺られ、国境を越え、再度アルゼンチンへ入国。



エルカラファテに着いてチェックインを済ませ、すぐにFUJI旅館へ。何をしにって旅友に会うため。
そして頼まれていたチリペソを渡す。なんでかって彼とその旅友がアウストラル街道に向かうため。

僕らも彼らを追いかける形でアウストラル街道に突入したのですが、ここの前半部分はATMが皆無。
なので予め現金でチリペソが必要なんです。

そんな連絡を貰ったのが1月2日で、その日のプエルトナタレスはATMパニック真っ最中。
ATMの中に現金が入ってないってことで、全然下ろせんかった。
でも何とか用意したチリペソと途中のUS$両替で事は足りたようで、、、何よりです。




そしてFUJI旅館で翌日1月4日のペリトモレノ氷河のツアーを申し込むも敢えなくフルブッキング。
4日は快晴、5日は雨って知ってたけど、仕方無し、1月5日にしました。


なにせいくらか先を急ぎ始めたので。





んでスーパー行ってシェア飯。ていうか、"多めに出来たから一緒にどうですかスタイル"


相変わらずアルゼンチンビーフは旨いぜよ。








その翌日もシェア飯。バラバラ過ぎる個性が集った良い時間でした。




この日はこの宿を紹介してくれたケンイチくんのバースデー
なのでちょっと気合い入れて料理。すき焼き風なものを作り、ケーキも用意したよ。



ケンイチくんとはダハブとかイスラエルとかイスタンブールで一緒だったんです。
ネイティブな関西弁がいいのよね〜。
"オカンとのイタリアの夜の話"とかマジでウケた、ご馳走様。今度は本場でお好み焼き喰いましょう!




右がケンイチくん、左は自分と同じKANAGAWA出身のシンヤくん。



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シンヤくんも良い意味でふっつうにナイスガイ
礼儀正しいというか何と言うか、とにかくしっかりしとります。
いわゆるユトリって世代だと思うんだけどね、ユトリっぽく無いんだよね。気持ちの良い旅人でした。
今度は仙台で牛タン喰いましょう!




2人ともこの宿ではまった〜りしてて良い空気を作ってくれてた、ありがとね。






んでシェア飯のメンバーがもう2人。タニーとシンゴくん。


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この写真を撮った時にはすでに酔っぱらってたので、ピントがぜんぜんです、すいません。




彼らはエルチャルテン日帰りしてきて、"宿に戻って2秒で炊きたてご飯"という、
バックパッカーとしては最高に幸せなタイミングで参加。
ていうか、前日に帰って来る時間を聞いてたからそれに合わせてみたのよ。






飯については写真は一枚も無いけど、まぁ、美味しかったよね。
自分は作ってる間にお腹いっぱいという、主婦にありがちな現象が起きてしまい、
酒ばっかり呑んでた。ていうか、皆が美味しそうに食べているのを見てそれでお腹いっぱい。


作り手冥利に尽きます。


毎日4人とか5人で飯喰ってた大学生時代を思い出したし、
改めて自分は"もてなす"ってことが好きなんだなって実感しました。オカンの血だね。















そんなことはさておき、タニーとシンゴくんの話。
彼らとはウシュアイアで一緒だったのね。そう、この雪山トレッキングのメンバー。


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その後に彼らは南極、だから追いつかれた感じです。



しかし全くもっての偶然だったので、
部屋に入って見覚えのある荷物を目の前にしてテンション上がりました!!!






シンゴくんは、
一見すると、とっつきにくくて偏屈な青年。
二見しても、多少の癖を持ち合わせた良くも悪くも頭でっかちな青年、そして見た目よりうんと若い。

しかし、しかし、

三見すると、知識豊富で意外とおしゃべり好き、なおかつ確固たる自分がある奥が深い青年でした。
彼の抑揚を限りなく排除した独特の語り口はなんだか耳に残るんです。



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シンゴくん、地熱発電もろもろ興味深い話とオフラインwikiありがとう、ちゃんと使えてます。
そしていつかは酔っぱらって絡んですいませんでした。
そしてそして撮り直した写真もピンとズレててすいませんでした。いつか北海道で会いましょう!











ではでは、待ってました!って感じでタニー、本名:タニザワトモフミの登場です。


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なんとかピント合ってるかな・・・




タニーについては、トレッキング記事でもちょろっと書いたけど、、、



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正真正銘のアーティスト、プロのシンガーソングライター、すなわち音楽で飯を食ってる人ね。




こちらのHPを見てくれれば、全てが分かると思う。
旅のルートも分かりやすくて、写真も綺麗やし、HP自体もとっても素敵なんです。是非とも!!!




上野山荘で初めて会った時にただもんじゃないオーラ出てたけど、マジでそうだった。

その初めて会った夜に彼が弾き語りしてくれたんだよね。

この日もカッコいいアレンジの"ハッピーバースデー"から"宇宙旅行"、最高のライブだった。




ありがとう!!!









なんだかやけにカックイイギターを出してきてさ、しっかりチューニングしてさ、
あくまで謙虚に、決して自慢するわけでは無く、しかし確かな自信を持って本気で唄ってくれるわけよ。



それだけで大満足じゃん、だってプロの方のライブ、その距離1mだよ。





でもそれだけじゃないのよ、好きなのよ、単純に。


会って話して笑って飯喰って、そういったことをしたから好きなんだよってわけではなく、
嘘偽り無く、ただ普通に好きなのよ。
むしろこれまで聞いたことがなかったのが、悔しいって思うぐらいなのよ。



半音ズラした音とか、オリジナルなコードとか、サウンド面は間違い無く大好きだし、
それでいて歌詞は直球勝負、等身大で変に飾ってないのよ、グッと来ます。
旅にも合うんだよね。

HPの方にこの旅での弾き語りの映像とかも上がってるので是非とも!!!






ウユニとか南極とかモアイとかの絶景をバックに、
まさに地球に響かせてるであろうその姿、堪りません。






ウチら夫婦はなまじ色々と聞いてるので、
下手なもんというか、好みじゃないのを聞かされたら逆に困っちゃったよね。
そうじゃなくてマジで良かった。普通に鳥肌もんだった。


タニーがどんだけ凄いかよくわかってないうちに、
音源を動画に使っていい?って聞いちゃったもんね。






だからタニーとの再会はどっかのライブハウスかフジロックのホワイトステージって俺は勝手に決めてる。




タニーに会って以来、写真のスライドショーは必ず彼の曲、なんとなく移動中に口ずさむのは彼の曲、
帰国後に作るであろう映像も彼の曲を使いたいね。




僕たち夫婦のお気に入りは"風来坊"
確か一番始めに聞かせてくれた曲だと思う。そのイントロ聞いた瞬間に一発で好きになったんだよね。
なかなかそんなことはない、貴重な瞬間だった。









しかし、こんな出会いがあったりするもんだから旅っていいね。





ウチら夫婦は正直、旅友を増やすのに積極的ではない、むしろ消極的な方。
まぁ夫婦ふたりでいるんでね、そんなに声掛けられたり、声掛けたり、あんまりしないよね。
でもここまでを振り返ると、出会った旅友はみんな個性的且つ常識人、それでいてディープ。
変なやつ、嫌いなやつ、生理的にちょっと、、、なんて人はいなかったと思う。
まぁ、そう感じたらFB教えたりとかまたどこかで〜なんてならないのかもね。



でもとにかく一つ一つの出会いに意味があって、価値があって、感謝して。
決して偶然ではなく必然だったように感じることもしばしば。幸せを噛み締めます。






これからもそんな素敵な出会いに巡り会えるように、





ポケットは隙間だらけに、、、しておこうと思います。



















久々に長くなってますね。。。こっから先はザンネンな話ね。




たぶんそんなことをぼんやりと考えながら酒呑んでたんだよね、この日は。
良い時間だったよ、マジで。

だからさ、翌日は朝からペリトモレノ氷河だっていうのにさ、深酒よね。酔っ払いよね。
あんまり飯は喰わんかったから二日酔いもヒドかったよね。
だから全然起きれんかった、、、ゆきえが起きてくれてマジで助かった。
"あなたがいてくれて良かった"噛み締めた瞬間でした。



んで、あったま痛いな〜なんて思いながら出掛ける準備するよね、
雨降りだからドライバック何個も出してさ、適当に詰め込んで出掛けたさ。





この時、ノーマルハセガワショウゴだったらきっと持ち出さなかったはずの、



iPod touchとiPodシャッフル、、、



いつものポーチごとちゃんとドライバックには入れてたんだよね、




でもね、でもね、、、どうしてかね???




帰ってきたらびっしょりだったよね。。。




慌てて乾かしてすぐには使えたんだよね、、、




でもね、でもね、3日後ね、、、




iPod touchの画面は真っ黒ね。





ディスプレイだけいかれたらしく、アラームは鳴るのね、、、
でも止められないのよ、マジで困ったよね。iPodシャッフルはかろうじて生きてるよ。






ということで、こちらが前回の記事で書いた残念なことってやつです。



ドライバックの中身までびしょびしょってね。
でも普通だったらiPod touchは置いてきてるはず。マジで残念。


そういったわけで、帰国したらiPhone5、プレゼント待ってます。


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by sgyksgyk | 2013-01-29 11:39 | Patagonia


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