たびたびブログ ~夫婦ふたりで世界一周~

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2013年 02月 04日

世界で最も美しい国境越え。


アルゼンチンのエルチャルテンからチリのオヒギンスへ。
この国境越えには確固たるモチベーションと体力が必要です。

なんでかって、、、22kmほど歩く必要があるから。



ようはトレッキングね、立派な。

でもその目的は国境越え、ようは単なる移動ね。




普通ならバスやら鉄道やら飛行機やらね、そういったものです。



でも今回は己の2本の足で!!!ってことですね。












22km、普通の装備ならね、まぁね、普通です。


でもね、あれもこれも全部持たなくちゃいけないからね、今回は。。。
いつものトレッキングならいらん荷物は全て置いていける。
しかし今回は全てを持たなくてはなら無いのよ。だって言ってしまえばただの移動だからね。






では先ず始めに何故にこんなに過酷なルートを選択したのかって話を。



ウシュアイアにいた頃、
今思えば僕らは"いわゆる長旅症候群"にかかっていたんだと思う。


もちろんPatagoniaへのモチベーションは高かった。
でもその後どうやって北上しようかってのは全く見えてこなかったし、
モチベーションも低くて今ひとつテンション上がって無かったのね。


そんな時、上野山荘の情報ノート棚にある、
"別冊地球の歩き方南部パタゴニア"ってのを発見。


それは全くもって個人の手作り、しっかしそのクオリティーは非常に高く、
その内容は本家の地球の歩き方に載っていないルートについてのもの。
少し興味のあったマーブルカテドラルも道中にあるし、
なにせ余り情報が無いルートなんで逆にモチが上がった。


そして一緒にアサードした旅人に「ふたりならこのルートでしょ!」って言われてその気になり、
更にその後に会ったそのルートで南下してきた旅人に詳しい情報を貰えた所で、覚悟は決まりました。







ということで、
先にザックリと我々のルート解説。



1/9(水):エルチャルテン〜バス、フェリーでアルゼンチンイミグレ〜22kmトレッキング〜
  チリイミグレ〜リカルドさんの宿。

1/10(木):17:30のフェリーとそれに連結するバスでオヒギンスへ。
  この時のフェリーがむちゃくちゃ高い、なんと40,000チリペソ(約¥8,000)。
  そしてこの当時の運航日は月・水・木・土のみ。
  うまく合わせないと、リカルドさんの宿では食料は手に入らない。


  ここまでのチケットに関してはエルチャルテンの旅行会社で手配可能です。
  アルゼンチンペソ、チリペソ、どちらでも払えそう。
  でもオヒギンスへのフェリー代に関してはアルゼンチンペソでは割高になるので、
  チリペソで払うべし。


1/11(金):オヒギンス10:00発〜バスで5時間〜トルテル。この時は火・金のみバス運行。

1/12(土):トルテル15:00発〜バスで3時間〜コクラン。

1/13,14:トランキーロ行きのバスが満席のためコクランで足止め。

1/15(火):コクラン8:00発〜バスで3時間〜トランキーロ、マーブルカテドラルへ行き、戻って来て、
  コジャイケ行きのミニバスを乗り合わせる、途中セロカスティージョを眺めながらコジャイケへ。
  18:30にはコジャイケ、このミニバスはコジャイケからのツアーだったようです。


  エルチャルテンを出てコジャイケに来るまで、使えるATMはありません。

  予めチリペソを用意しておきましょう!!!これ大事です。



1/16(水):コジャイケ7:00発〜バスでチャカブコへ。フェリー当日券をGET。
  12:00出航のチロエ島ケジョン行き、運航は水・土の週2だったと思う。

1/17:28時間の船旅の末、チロエ島上陸、無料シャトルバスでバスターミナルへ。
  18:00のカストロ行きに乗りカストロへ。

1/18:カストロ滞在、最高の時間を過ごす。

1/19:昼頃のバスでプエルトモンへ。




こんな感じです。コクランで足止め喰らったのは痛かったけど、
15日に一日でコクランからトランキーロ経由でコジャイケまで移動出来たので助かった。
そのお陰でタイミング良く、予定していなかった翌日のチロエ島行きのフェリーに乗れました。
当初はコジャイケから一気にプエルトモンにバスの予定だったんですが、
チロエ島に行けて本当に良かったです、おいおい書いていきます。



それからバスの運航日や料金などについては、
ウチらより3日ほど先行していたMIYASHITA夫婦のブログの方がよっぽど参考になると思いますので、
詳しく知りたい方はこちらのリンクに飛んで下さい。





  








では改めて国境越えトレッキングについてです。


タイトルにもしましたが世界で最も美しい国境越えなんて謳われてるらしいです。


でもね、それと同時に世界で最も過酷な国境越えだとも思いましたね。





エルチャルテンから乗り合いバスでフェリーへ。

道中の。幸先良いってことで。


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フェリー乗り場は綺麗な清流が流れ出す湖のほとり。


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フェリーは1日3便、でも国境越えする人は11:30がいいと思います。


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フェリーからの景色はなっかなかのもの。そりゃ撮りますねって感じです。


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だって普通に氷河がデカいです。


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1時間ほどで到着だったかな。


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そこにはアルゼンチンイミグレが。


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ちょっとハイキングにって人もいくらかいましたね。








きちんと出国スタンプをもらって、

初めの道を教えてもらって、13:00にトレッキングスタート





ぐちゃぐちゃにぬかるんだ登りをこなして振り返るとこの風景。


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天気がよければ湖の向こうにフィッツロイなはず。








前半部分で抜きつ抜かれつの関係だったのはチリ人5人組。


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先を見越してしっかりランチブレイクした後にこの湖にたどり着く。


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いや〜気持ちいいね〜。なんてはしゃいだ後に、、、

今まで辿ってきた道が無くなってるのに気付く。。。





荷物を置いて道を探す。
なんとかかんとか湖の左側を歩けそうってことで水没をギリギリで回避しながら進む。




しかし、後日、ウチらより3日前ぐらいに先行していた旅人に確認すると、



進行方向に向かって湖の右側に正規ルートがあったそうな・・・



そんな予感はしていた、、、しかしどこで間違ったのか、、、全然わからん。





間違い無く湖まではトレイルとまではいかないまでも、確かな踏み跡があったし、
ちょっと恐い所を抜ければ、その後は湖の左側にも確かにトレイルは存在していた。

まぁ1時間以上はロスしましたが、無事に抜けられたってことで。







そして湖沿いの林道を抜けるとこの景色。



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いや〜、なんとも贅沢な国境越えです。







そこからまたわずかな踏み跡を頼りに小川沿いをくねくね進むと、ようやく車道に。



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ユッキーもお疲れっす。この日はとても仲良く、チームワーク抜群だったと思います。


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ここに来た時点で先ほどの湖辺りで道を間違えたんだと確信しました。
なぜかって、聞いてた話によると国境を越えてチリ側に入ったところで車道が始まるはずなのに、
ウチらは明らかに車道の途中に出たから。でもまぁ、いいや。



やったー!チリだー!って感動は無かったんですが、とりあえずもうチリらしいです。



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これで一安心、もう道迷い遭難の心配は無いぞってことで、
車道をぐんぐん進むとなにやら飛行場らしき所へ。


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ここで休憩していると、ウチらより一つ後のフェリーで来たドイツ人が現れました。
なんとまぁ、早いこと。






まぁ、日が暮れる前に着けば良いからのんびり行きましょう。


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1時間歩いて休憩、そのリズムを崩すこと無く、てくてくコツコツ歩く。

総重量はしっかり計ってないけど、僕は25kg、ユキエは22kgぐらいかな〜。
なるべく前に抱えるサブバックの方を軽くって配分したけど、
まぁキツかったね、特に肩と首回りが。






途中からダブルストックスタイルで歩いて、ようやくゴールであろう湖が前方に。


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しかし、こいつが見えてからの下りがこれまた長くて、長くて。

しかも、少しお腹が緩くて、緩くて。





結局、アルゼンチンイミグレ出発から8時間後の21時にチリ側のイミグレに到着。


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21時でもまだ明るいんです。





手続きの前にトイレ借りて、スッキリした所で念願のスタンプGET!!!



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改めて正式にチリに入国致しました。



このスタンプは今までのどのスタンプより嬉しいし、誇らしいです。



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by sgyksgyk | 2013-02-04 00:01 | Patagonia


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